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執筆者の写真はしもとあや

Kanoko更新: 何者にならずともよいという話

更新日:2021年4月12日

はしもとのあしあと、Vol.30公開です。

2年半ほど書かせていただいたこちらのコラム、vol.30をもって一旦お休みです。




この世には答えがあると思っていました。優しい人になりなさい、人に迷惑をかけないようにしなさい、好き嫌いせず食べなさい、自分で考えなさい…小さい頃にそう家族や先生が声をかけてくれたのは、そうすることでどこかにたどり着くことができるからだと思っていました。


いま思うのは、どこかにたどり着くためではありませんでした。定められたどこかというのはこの世界に無くて、自分で見つける・認識を重ねていくほかありません。となると、人に優しく、というのは、何だったのだろう(大事なことだと分かっているしそう思っていますが、周りが私に声かけする営みへの疑問です、自分も子どもにしているけれど…)と考えると、人と人の間で、お互いが長生きするためのヒントなのかもしれないなと思います。だから、「人に優しくしなさい」=人に優しくしなければならない、とか、”だから、そうできない自分はよくない人”、と認識するのは違くて、そうしたいならすればいいし、優しさの形も別でいいよなと思います。人に優しく、は、総合で見るとギブであり、何事もギブからスタートするなぁと感じた本年でした。引き続きたゆまず。





「はしもとのあしあと」は、第1回目を作るのに半月かかりました。


書き間違いではなく、本当に半月です。書いてみたいと思っていたものの、何を書いてよいか整理できないし、漫画もほとんど描いたことがなく、怯えながら作った記憶があります。machiminの皆さんに推敲してもらいながら、通勤途中の電車の中や乗り換えのホームでノートに走り書きをし、書いて描いて直して直して、毎回仕上げてきました。実績のない私を推してくれた手塚さん、連載を任せてくださり、はしもとさんは取材ができると思いますよ!と、機会と、様々なアドバイスを下さった編集長・佐藤愛美さん。Kanokoがあったからこそ、ライターとしての自信をつけていくことができたと感じています。

いろいろ書かせていただきました。また書く日がくると思いますが、一旦ここまで!


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◆生き方に沿う「かぞく」の形がある。『かぞくって、なんだろう?展』に行ってきた。


◆ 自分らしさを紡ぐプロセス。糸かけとmachiminと「私」


◆ 保育園を起点に「人」や「まち」をつなぐ。コミュニティコーディネーターというお仕事

https://kanoko-online.com/1725/


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