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  • 執筆者の写真はしもとあや

むすびえ様:「あっちにもこっちにもこども食堂」イラスト制作

NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえさんのビジョン/ミッション(https://musubie.org/about/)を表すイメージ図、「あっちにもこっちにもこども食堂」のイラストを制作しました。ぜひ以下リンク飛んでくださいませ!



”こども食堂が全国のどこにでもあり、誰でもが安心していける場所となること、こども食堂を通じて多くの人が未来を作る社会活動に参加できるようにする”


これってつまりどんな状態?というのを、1.ステートメント、2.イラスト、3.各イラストにつけたストーリー、の3つで表現しています。


デザイナーさんがざざっと作って下さった概要図に、「こんなこども食堂が実際にある、または、今後生まれ得るのでは?」というこども食堂の「形態」やそこで生まれうる「ストーリー」を、さまざまな役割のみなさんとお話しながら構成し、肉付けしていきました。


1小学校区に1つはこども食堂がある状態を目指すので、まずは真ん中付近に小学校を描きました。その上で、どんな場所に、どんなストーリーを持たせるか?どんなこども食堂があり得るか?というアイディアを出すところから入らせていただき、まちを自転車で走って「もしや、これも、見方を変えればこども食堂になる?」と思ったものもチョコチョコ盛り込んでいます。むすびえさんでは身近な小学校区にこども食堂があるかを探せるマップ(https://kodomoshokudo.gaccom.jp)を作っており、このイラストがイメージでマップが現実を示す、という形です


地域で活動させていただいているからこそ作れたイラストです。背中を押してくださった皆さんへ改めて感謝しながら作る、感慨深いお仕事でした。


イラスト、ぜひ、拡大してご覧ください。めっちゃくちゃ細かいですが、人がわらわらいます。130人くらいまで数えましたがあとは諦めました笑


ーー


このイラストは、以下の描き分けをしています。

・建物や道路→アイソメトリック図にする&直線でカクカク書く

・人→フリーハンド


アイソメトリックはインテリアや建築関連で用いられることが多い技法…なのだそうです。そういう技法だとはあまり知らずに、過去に一度だけアイソメトリックでイラスト制作したことがあり、それがmachimin1のパンフレットでした。



このmachimin1の図を、「アイソメトリックを描けそうな人」を探していたデザイナーさんが見つけてくださり、声をかけていただきました。むすびえさんとは「ここで」を連載させていただいたご縁もありましたが、これまでの実績を踏まえてご依頼いただけるという、とても嬉しいアサインでした。実績を積ませてくれたmachiminには感謝しかありません。


よく見かけるアイソメトリックは、人の描き方もデジタル感があるのですが、人だけフリーハンドなのは、むすびえらしい”手ざわり感”を出したい、というデザイナーさんのお考えからです。単なるアイソメトリックとは違う、ステートメントとも組み合わせた、唯一無二のページになれば…と思います。

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