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  • 執筆者の写真はしもとあや

認定NPO法人カタリバさんの活動を描く漫画『ぼくらが出会ったあの子の話』漫画制作させていただいています!

認定NPO法人カタリバさんの活動を描く漫画『ぼくらが出会ったあの子の話』がスタートしました。漫画制作で、関わらせていただいております!



カタリバさんは、どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現しようと活動されている団体です。


全国各地のさまざまな拠点で、さまざまなプロジェクトが動いていますが、現場でどんな活動が日々織りなされているかをお伺いしながら、フィクションストーリーを描いて参ります。


▼カタリバさんの活動について


▼カタリバさんの活動の背景について


まずはぜひに、お読みくださいませ!

▼第1話を読む


第1話は、地域に根ざした10代の居場所「カタリバホーム」(仮名)について。主に中学生たちが、自分の足で、定期的にやってくるこの場所に、具体的にどんな10代たちが来ているかを描きました。


スタッフは20-30代が中心で、親や教員(タテ)、同級生の友だち(ヨコ)とは違った“一歩先を行く先輩”という、10代の内発性に火を灯す「ナナメの関係」を築き、活動しています。カタリバホームの運営において、スタッフは開所前後でミーティングを行い、振り返り、状況の共有、リスク予見などを、分析的に行っています。


カタリバの10代の居場所と、スタッフの温度感について、「あたたかい」というより、「ガチ、本気」という言葉をあてるのがしっくりくるような気が、個人的にしています。10代と近い世代とが関わる、というのもありますが、瞬時の声かけや応答、「あの時の、あの表情や、あの一言を、見逃さない、聞き逃さない」という、10代の人生や社会の未来への並々ならぬ本気度を、言葉や表情などの端々から感じつつ、コマやセリフ運びを作っています。


その本気度と、現場への想像が追いつかないことに、私自身、ドキッと、ズキっと、することが続いています。10代の状況について、大事だとわかっていながら、知らないこと、うまく理解できないことがある。そこに、なんとも言えない、申し訳なさのようなものを感じる自分がいます。


しかし、こうした感覚を抱くのは、私だけではないような気もしています。大事だという思いと、じゃあ自分は何かできているか?と言うとそうではないかもしれない、結局何もしていないのかもしれないという感覚。


今回の漫画制作と発信の目的は、カタリバさんの活動を広めることのほか、「同じような思いを持って活動をする方々や、同業の方々にとって、その努力ややりがいが1つの形になること自体が、励みになるのではないか」という狙いがあります。


漫画を描きながら、私自身の励みにもなっていると感じています。いまいま、具体的に何か活動しているわけではなくとも、漫画を読んでいただくことで、「うん、こういうのって大事だよな」と、自分の意見を把握したり、「こういう考え方があるのか、こういう現状があるのか」と、まずは現状を知ることができたりと、さまざまな受け取りができるのではないかと思っています。


絵や漫画という、非言語の形にするからこそできることを駆使して、描きだしていきたいなあと思います!


#カタリバ #ぼくらが出会ったあの子の話

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